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織部焼は、水野さんがご自身の陶房「一窯(はじめがま)」を構える岐阜県土岐市を発祥とする焼き物。いわゆる古陶から連想される織部とは異なり、少し青みがかったマットな質感の水野さんの織部は、どれもモダンで洗練された佇まい。
和食や日本酒との相性は言うまでもありませんが、ワインに合わせたシャルキュトリーやパスタ、珈琲にスウィーツなど、洋食との相性も抜群で、和洋折衷な日本の食卓にとてもお勧めのシリーズです。
その卓越した轆轤技術にお料理の腕前とセンス、抜群のバランス感覚に遊び心を兼ね備えた水野幸一さんの器は、美しさのみならず、使い手に寄り添い、どんなお料理も受け止めてくれる懐の深さが魅力です。
今、世界一予約が取れないと言われるデンマークのレストラン『noma』をはじめ、シェフや料亭など、お料理のプロにファンを多く持つのも納得の使い勝手の良さと見栄えの良さ。ただそこにあるだけでも美しく、気品のある水野幸一さんの器は、おもてなしの席にもおすすめです。
こちらの織部のマグは少し艶ありの深いお色味。薄口の口縁と、香りをしっかりと楽しめる大きめの口径で、珈琲をじっくり味わいたい方にお勧めです。
1972 岐阜県土岐市生まれ
1996 大阪芸術大学美術学科陶芸コース卒業
1996〜1998 王立デンマークデザインスクールに留学
1998 帰国後土岐市にて陶房一窯(はじめがま)開窯
サイズ | W125(φ95)mm×H62mm ※5mm程度の個体差がございます |
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素材 | 陶器 |
仕様 | 使用可能:電子レンジ / 食洗機 使用不可:オーブン / 直火 ※食洗機ご使用時には破損の危険がございますのでご注意ください |
納期 | 約1週間 ※店頭と在庫共有しておりますので、更新のタイムラグで稀に欠品の可能性がございますことをご了承ください |
送料 | 食器・雑貨 |
備考 | ・モニターによってお色味が異なって見える可能性がございます ・1点ずつ手作りで作られておりますので、形や色味、サイズに個体差がございますことをご了承ください |
数年前に「こんな形のマグカップはできますか?」とお伺いをした、口のすぼまった台形のマグカップ。
轆轤で作る上で、口がすぼまっているカップは作りづらいと仰っていたので、やんわりとお断りをされたものと諦めていた台形のマグカップを、ROUND ROBIN初の展示会で作ってきてくださった日には、胸に込み上げるものがありました。
やはり繊細な飲み物の味は、口に当たる部分の器がぼってりと分厚くては器の味がしてしまう。
水野さんのマグカップは、薄口で器の存在感を主張しないことは言うまでもなく、
口に運んだ時にマグカップが閉じ込めていた香りを堪能できるこの形が一番だと思います。
飽きるまで湯気と香りの珈琲浴を楽しんで頂きたいマグカップです。(sae)