71,500円(税6,500円)
テーブルランプ「MODEL 375」のシェードのベースとなっているLE KLINT(レ・クリント)のペンダントランプ「MODEL 107」は、LE KLINT(レ・クリント)社が創立される1年前の1942年に“デンマーク家具デザインの父”と称されるコーア・クリントがデザインした「MODEL 101」をベースに、息子、エスベン・クリントによってデザインされました。
その姿から「フルーツランタン」とも呼ばれていた「MODEL 107」は、コーア・クリントデザインの「MODEL 101」を少し小ぶりにしたようなデザインで、発売と同時に高い人気を集め、当時のレ・クリント社のロゴにも採用されるなど、多くの人々に親しまれてきました。
レ・クリントの数ある照明の中でも、最も精巧なプリーツで作られている照明のひとつであるフルーツランタンは、光源の放つ光を細かなプリーツの球体が包み込むことで、空間に柔らかく温かみのある光を灯すと同時に、美しい陰影を創り出します。
フルーツランタンのテーブルランプ、「MODEL 375」は、従来のフルーツランタンにオーク材のベースを合わせることで、ランタンを軽やかに浮かび上がらせ、テーブルランプとして身の回りのどこでもフルーツランタンをお楽しみいただけるようになりました。同じプリーツを保ったまま開口部に向かって蕾んでいくように設計されており、球体の上下左右どの角度から見ても完璧な美しさであるよう計算し尽くされています。
デスクランプとしてはもちろん、ベッドサイドに置いて読書灯に、シェルフやサイドボード上でインテリアに映える間接照明として、リビングのフロアランプに。あるいはダイニングスペースで家族や友人と灯りを囲んで集まれば、心地の良いヒュッゲの演出にも。
こちらは、弊社在庫分につき、電球の付属しない旧価格でのご提供となります。
1枚のプラスチックシートをひとつひとつ手で折りあげてできるハンドクラフトならではの幾何学的な美しいフォルムが魅力のLE KLINTの照明。長く厳しい冬を過ごす北欧の生活の中で生まれ、磨かれ続けてきた光と影の優しく繊細なコントラストを持つ名作照明は、明かりの芸術品として、北欧のみならず、世界中で今も愛され続けています。
- 始まりは、クリント家のプライベートな手づくり -
20世紀初め、デンマークの著名な建築家P.V.イエンセン・クリントは、紙を規則的に折り上げて作る、手づくりのランプシェードを生み出しました。
クリント家の趣味の延長としてつくられたこのシェードは、美しいデザインだけではなく、機能的にも優れたあかりの名品として世に知られ、1943年にレ・クリント社が創立されました。
60周年を迎えた2003年には、デンマーク王室御用達にも選定されるなど、1世紀を経てもなお、レ・クリント家の手づくりならではのフォルムは、当時の精神とともに受け継がれています。
レ・クリントならではの暖かい光とやさしい影。1枚のプラスティックシートを手で折りあげる、長く厳しい冬を過ごす北欧の生活のなかで磨かれてきた技、そして美しいフォルムはクォリティ・オブ・ライフを追求する北欧デザインの代表作として、世界中を魅了し続けています。
1915年生まれの建築家兼デザイナー。優れた多くの建築家の下で幅広い教育を受けた後、父であるコーア・クリントに師事。コーアのデザイン思想を受け継ぎ、コーアの作品に自らの見解を加えアレンジした作品を多く残している。
レ・クリントにおいても多数の照明のデザインを手掛けており、その多くが現在もラインナップに残り、世界中で愛用されている。
サイズ | S:φ220mm×H250mm ※手作りで製作されておりますので、若干サイズの個体差がございます |
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素材 | プラスチックシート / オーク |
色 | シェード:ホワイト |
仕様 | 電源:コンセント仕様 電球:E26 最大60W相当 ※電球は付属しません |
納期 | 1週間 |
送料 | 送料無料 ※沖縄・離島・一部地域を除く |
デザイナー | Klint Design Team |
お手入れ方法 | LE KLINT(レクリント)のシェードのお手入れは、通常ほこりを払うだけで充分ですが、プラスチックシェードは取り外して丸洗いすることもできます。薄めた中性洗剤で軽く洗い、水洗いをして、形を整えてから陰干ししてください。 |
ぼんぼりのような愛らしいデザインで、インテリアの和洋を問わず、日本のインテリアにもしっくりと来る「107」は、「101」とともに世界中で愛されてきた誰もが知る北欧照明ですが、シンプルなオークのベースに乗せられた途端、目から鱗が落ちるような新鮮な印象のテーブルランプへと生まれ変わりました。
フルーツランタンの誰からも愛されるフォルムをそのまま生かしたKlint Design Teamへの賞賛もさることながら、時代を超え、改めて秀逸なデザインに恋に落ちました(笑)名作は時を経ても飽きられることなく、人々に愛され続けるのだということを証明した、まさに北欧の名作照明です。(sae)